1、気持ちが良い。自然風の中で心地良い生活ができ誰にも迷惑をかけず気持ちよく暮らせる。
春や秋の気温も湿度も快適な季節は部屋の中を風が通るだけで気持ちが良いものです。また、夏季の 朝晩は少しでも冷房を使わずに暮らしたいものです。
今年の夏(2010年)は熱中症が多発して命にかかわる問題になりましたので室外機からの熱風がヒートアイランド現象をさらに加速して猛暑日を増やしたり熱帯夜になったりすることは避けたいものです。
近所の方に不快な思いをさせることなく気持ちよく暮らせたらハッピーですね。
2、住宅が長持ちする。
テレビのリフォーム番組で土台が腐ってボロボロになったり大黒柱がシロアリにやられてボロボロの孔だらけになっている住宅がありますが昔の家なので基礎に防湿シートが貼ってなかったり基礎内の湿度が高いままで腐朽菌やシロアリが繁殖しやすい環境になっているケースが目立ちます。
住宅の風通しが良いと基礎・土台まわりの淀んだ空気が排出されて(換気口がある場合)基礎の内側が常に乾燥した状態になりますので腐朽菌やシロアリが繁殖しにくくなります。
超長期で現存する木造の古民家や寺社仏閣の建物は基礎が高く屋根や庇が大きくせり出し雨水が掛かりにくく地中の湿気を柱や壁に伝えない構造になっており、床下の風通しが非常に良い(室内はすき間風が良く通る)状態のものが多いですね。
これならば腐朽菌やシロアリの心配は不要ですね。
3、家族が病気になりにくくなる。
住宅の風通しが良いと壁内の湿気が抜けて行きカビも生えにくくなりますので赤ちゃんやお年寄りがカビの胞子を吸い込むことも無くアレルギーなどの病気になりにくくなるのではないかと思います。
また、湿気が抜けずじめじめした家よりもカラッと乾いてさっぱりとした家のほうが暮らしやすいとい うのは異論がないところではないかと思います。
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