観音さまの縁日は、毎月18日ですが、室町時代以降に「功徳日(くどくび)」と言われる縁日が加えられました。
観音さまの功徳日で日数が一番多いのが、7月10日で、何と46,000日分(約126年分)相当のご利益があると言われるようになり
、江戸時代から、この日のお詣りが人気になりました。
それは現代も続いていて、毎年7月9日、10日は、四万六千日のご縁日にちなんで、ほおずき市が開かれます。
浅草寺境内には、約120軒ものほおずき屋の露店が並びます。
雷門をくぐり、仲見世を楽しみながら宝蔵門を通ると、両脇には、金魚すくい、風鈴、りんごあめなど日本の夏祭りには
欠かせない露店も並んでいます。
昔から、ほおずきの赤い実をやわらかくもんで、種を抜いて、ほおずきの皮を口にふくんで、笛のように鳴らす遊びがありますが、
日本の夏を満喫しに、散策がてら、ほおずき市に行かれてはいかがでしょうか?
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